2022-12-11
長岡京市産業文化会館で、不登校の交流会をしました。私の塾の卒業生、3人の大学生が自らの不登校経験と現在を語ってくれました。中学3年間不登校の間の有り余る時間をプログラミングに費やし、数学や物理への学習に目覚めた子。公立高校に進学し、テストでは学年2位になりながら1学期で辞めて、通信制高校を目指し、大学ではロボット作りをしている子。高校認定資格をとり、通信制大学を選択した子。3人が共通して語ってくれたのは不登校だったからこそ、今があるということ。でも自分の得意なことをみつける日の為に途切れのない学びは必要だということ。その場が必ずしも学校ではないということ。
また、我が子が不登校になった時に、苦しみ悩み親子バトルを繰り返したリアルな体験を2人のお母様から話していただきました。我が子が不登校の末に、学校に戻ったお母様からは担任の先生の温かい寄り添いと学校の支援体制のお話があり、学校のあり方の問題提起となったと思います。
市会議員の白石さんからは、中学校の中にフリースクールができた岡崎市の視察の報告があり、参加者に未来への希望を与えてくださいました。
最後はフリースクールや子育てサークル、居場所の方々の熱いアピールがありました。
この会が小さな一歩となって、学びがいのある地域づくりに続きますように。またこの声が、孤立している子ども達や保護者の方々に届きますように